ラベルの色違い実験
ここに実験結果があります。
先ず、紅茶の缶を3つ用意し、ラベルを作りました。一つは黄色で作ったアールグレイのラベル、一つは赤で作ったアールグレイのラベル、もう一つは黒で作ったアールグレイのラベルです。それを机の上に並べて置き、それぞれ3種類の缶の前に、同じアールグレイの紅茶を入れたカップを置き3人に呑んでもらいました。
アールグレイの紅茶はどれも同じ味ですが、呑んだ3人は面白い結果を出してくれました。下記が実験結果です。
黄色の缶の前の紅茶 赤色 黒色
男性A うすい味 普通の味 本場の味
男性B 普通の味 普通の味 苦みが入った味
男性C いまいちの味 舌に残る味 濃い味
全部同じ味の紅茶ですが前に置いてある缶のラベルの色違いから、その缶の色彩から影響を受け、味が違って感じるのです。ラベルの色に味が左右されてしまうのです。
このようにカラーによって味覚や感覚までも違って感じるのが、カラーの心理的な力なのです。そうであるならば、このラベルの果たす役割は重要な事になり、販売する前にカラーの応用をよく考える必要があるのです。
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